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2007年9月29日 (土)

<誤診>肺の一部摘出 50代男性後遺症訴える

 愛知県は29日、同県がんセンター中央病院(名古屋市、加藤知行院長)で05年5月、名古屋市内の50代の男性患者を肺がんと誤診し、肺の一部を摘出するミスがあったと発表した。手術前に細胞検査を実施した際、担当医が男性の肺細胞のサンプルを別の肺がん患者のものと取り違えたのが原因。男性は「呼吸がしにくく、手も動かしにくい」と後遺症を訴えているという。

 病院によると、男性は肺の細胞を調べた結果、がんと診断され、5月25日に右肺上部3分の1とリンパ節を切除する手術を受けた。

 だが手術後の病理検査で切除された肺を調べたところ、肺がんではなく結核だったと判明。手術前の検査で調べた肺細胞が別の肺がん患者のものだったことが分かった。

 病院は男性と家族に謝罪し、手術費や入院治療費は病院側が負担した。だが男性は慰謝料の支払いも求めているという。

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