朝青龍が謝罪「長い間ご迷惑をおかけし、心からお詫び」
故郷のモンゴルで療養していた大相撲の横綱朝青龍が30日夕、東京の両国国技館で謝罪会見を行い、「皆様に長い間ご迷惑をおかけし、心からお詫びします」と謝罪した。
落ち着いた表情で会見に臨んだ朝青龍は、解離性障害と診断された精神状態について「一時期、人に会うのもいやだったが、両親とか横についてくれて、精神的にだいぶ落ち着きました」「自分がどうなっているかコントロールできない状態だった」と振り返った。
巡業中にサッカーをしたことについては「自分でやってしまったこと。申し訳ない」と素直に謝罪。相撲への意欲については「相撲が大好きなので、最初からやり直そうという気持ちで精一杯」と答えた。
復帰に向けた現在の状態については「感覚は全然違うが、体から離れないように、忘れないようにイメージトレーニングをした」と話した。先の九州場所は「(テレビで)見ないようにした」と横綱のプライドを垣間見せ、今後の巡業には参加する考えを示した。
相撲ファンへのメッセージを問われると「ご心配と、ご迷惑をかけて心からお詫びします。これからも横綱として精一杯頑張りますので、皆さん…、精一杯頑張ります」と口を真一文字に結んだ。
朝青龍は、夏巡業の休場を申し出ながらモンゴルでサッカーに興じたことを理由に2場所出場停止などの処分を受けた。その後、精神的に不安定になったとして、8月29日に療養のためモンゴルに帰国。保養施設や温泉施設で治療を受けたほか、筋力トレーニングを行ってきた。
この日午後2時50分に航空機で成田空港に到着し。そのまま両国国技館に入った。会見の後、横綱審議委員会(横審)の臨時会合で謝罪する。
当初は九州場所の番付発表までに日本へ戻る見通しだったが、現地で体づくりの一環として行ったモンゴル相撲で左足首を負傷したことなどから、来日が遅れていた。
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