星野ジャパン時間との戦い…投球“12秒ルール”を攻略せよ!
北京五輪アジア予選(台湾・台中市=11月30日)時間との勝負! 日本代表・星野仙一監督(60)が、アジア予選決勝リーグ初戦・フィリピン戦を前に、市内のホテルで行われた監督会議に出席した。試合のスピードアップのため、投手が捕手から球を受け取って、投げるまでの時間が12秒以内と決められた。闘将は北京切符獲得へ「スピード野球」を掲げた。
マウンドで屈伸運動をしてから、ロージンに手をやって、肩を回してから投げる…。日本でおなじみの光景が消える。監督会議を終えた闘将は、選手に高校野球の姿勢を求める考えを示した。
「投球に時間がかかれば、途中で審判から止められる。日本では足場をならすことがあるが、それもできない。心理が大きく違う」
星野監督は宿舎に戻って早速、“12秒ルール”徹底を投手陣に通達した。走者の有無にかかわらず、捕手から返球を受けてから、12秒以内に投げなければ、ボールを宣告される。
日本の野球規則でも12秒と定められているが、今大会では二塁塁審がストップウオッチを持って厳しく計測することもわかった。日本では、余程の遅延行為がない限り、融通のきく12秒だが、やはり国際大会では厳しく違反とみなされる。だからこそ、星野監督も細心の注意を払って、投手陣にスピードアップを言い渡した。
監督会議後に行われた決戦前日の練習開始前には、遊撃後方に選手を集め、円陣を組んだ24人の日の丸戦士に向かって、気合も注入した。
「今日みんなの名前を最終登録してきた。(渡辺)俊介、相川、高橋、3人は残念ながら外れた。みんなに託して(日本に)帰っていったんだから、その分(北京五輪の)切符を取って帰ろうと言った。伝わらないやつはおらんよ」
最後にメンバーから外れた渡辺(ロッテ)、高橋(巨人)、相川(横浜)の分まで…。「3人とも頑張ってくださいと言うとった。アイツらのためにも…。勝つしかない」。決戦を前に闘将が熱くなった。星野ジャパンが時間との戦いも制して、3連勝する。
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