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2008年2月

2008年2月25日 (月)

吉清さん父子の捜索、漁協が打ち切り

 イージス艦と衝突した清徳丸が所属する新勝浦市漁協川津支所(千葉県勝浦市)は25日早朝、吉清(きちせい)治夫さん(58)、哲大(てつひろ)さん(23)親子の捜索活動の打ち切りを決めた。
 同支所は荒天で23日から捜索を中断していた。

 25日も現場海域は風速15メートル以上で、波が高く危険な状態。治夫さんの兄、高志さん(60)から「二次災害の恐れもある。中止してくれ」との申し出を受けて船団会議を開き、最終的な打ち切りを決めた。

 同支所に所属する「基吉丸」船長の渡辺清志さん(51)は「それでも『出よう』との声があった。少しでも探したいが…」と無念そう。治夫さんのおば、板橋よし子さん(76)は「ほかに犠牲が出ても大変。ここまで捜索してくれて本当にうれしい」と涙声で話した。

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2008年2月22日 (金)

日本ハム・中田、屈辱のオンパレード…初の先発落ち

 怪物が初の屈辱を味わった。打撃下降気味の日本ハムの高校生ドラフト1巡目、中田翔内野手(18)=大阪桐蔭高=が21日、韓国・SKとの練習試合(名護)で初めて先発を外れた。途中出場したが、遊ゴロに終わり、これで練習試合3試合、9打席連続無安打。相手チーム、他球団の007からも厳しい声が上がり、試合後は初めて居残り特訓を志願した。

 「屈辱」のオンパレードだった。紅白戦(3試合)を含め、実戦8試合目で初めて先発から外れた中田。六回の守備から一塁手で途中出場し、唯一の打席となった七回二死一塁の場面で、SKベンチが動いた。

 左腕の鄭に代わり登板したのは、身長1メートル90の右腕・李翰珍。日本の俳優・金城武ソックリの顔と、モデル界も注目するスタイルで人気急上昇中の24歳が、怪物の前に立ちはだかった。

 「うちの監督は負けず嫌いだから、中田君に当てたんでしょう」とSKの臨時投手コーチ・小林繁氏(元巨人、阪神)。サイドスローから、120キロ台の球を操るイケメン右腕の前に、ツーシームを引っかけ遊ゴロ。中田は思わず天を仰いだ。

 「ナカタに怖さ? 特になかった。コーナーワークで抑えただけです」と李は淡々と答えた。ロッテ時代には李承ヨプ(現巨人)の専属コーチも努めていたSKの金星根監督は、迷える中田に「子ども(才能)が死んでしまっている。森本や稲葉と比べて間が抜けている」とバッサリ斬った。

 これで練習試合、9打席連続無安打の中田にほくそ笑んだのは、他球団の007だ。「構えが悪い。内角を意識してオープンにしているのだろうけど、逆に内角を攻めやすい」とソフトバンク・豊倉スコアラー。青天井だった怪物評に初めて、厳しい声が加わった。

 初めてぶつかったプロの壁に、中田も動いた。試合後は、志願して居残り特訓。約45分のマシン打撃に加え、ロングティーで137スイング、ティー打撃など約70分、無心で打ち込んだ。

 「手応え? 良かったッス。(打球に)角度も出るようになってきたので」と話した中田は厳しい表情のまま。怪物がもがいている。

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<イージス艦事故>漁船に汽笛警告せず

 千葉・野島崎沖で起きた海上自衛隊のイージス艦「あたご」とマグロはえ縄漁船「清徳(せいとく)丸」の衝突事故で、衝突の危険が迫った際や衝突を避けるため全力後進をかけた時点で、あたごが海上衝突予防法に定める「汽笛」を鳴らすなどの警告をしていない可能性が高いことが分かった。横須賀海上保安部は、不十分な事故回避措置が重なったとみて詳しい原因を捜査している。

 防衛省によると、あたごの見張り員は事故約1分前の19日午前4時6分ごろ、緑の灯火がスピードを上げてきたため漁船と確認した。あたごは事故を回避するため全力で後進をかけたが両船は衝突した。

 海上衝突予防法では、衝突の危険が生じた場合、「直ちに短音を5回以上鳴らすことにより汽笛信号を行わなければならない」と定める。さらに、「機関を後進にかけている場合は、短音を3回鳴らさなければならない」と義務付け、「せん光を3回発することもできる」と明記する。

 清徳丸は僚船並みの14ノット(時速約25.9キロ)、あたごは10ノット(同18.5キロ)で航行していたとみられ、あたごが漁船と認識した時点での距離は最大約740メートルとなる。関係者によると、あたごが急制動をかけても停止できない範囲「傘形危険界」は直進方向に約700メートルだった。

 海自幹部は「傘形危険界に漁船やフェリーなどの船が入らないように回避しなければならないと指導している」といい、あたごが清徳丸を認識した時点で警告を発すべき状態だった。しかし、清徳丸の僚船の船長はいずれも「汽笛は聞いていない」と口をそろえている。

 これに対して、防衛省は「汽笛は通常鳴らすが、今回どうだったかは調査中」と話している。

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2008年2月21日 (木)

<中国製食品>冷凍カツから猛毒農薬

 横浜市は20日、神奈川県など6生協で作る「生活協同組合連合会 ユーコープ事業連合」(横浜市港北区)が同日から販売を始めた中国製冷凍食品「レンジDEロールソースかつ(アスパラ入り)」(200グラム、8個入り)から、毒性の強い有機リン系農薬「ホレート」が検出されたと発表した。ユーコープは販売を中止し、自主回収をしている。現在のところ健康被害の届け出はないという。

 市によると、ユーコープの検査で、1袋の食品中からアスパラガスの基準値(0.3ppm)の4倍の1.2ppmのホレートが検出された。ホレートはメタミドホスと同程度の強い毒性で、検出量で換算すると、体重50キロの人が5個食べると、嘔吐(おうと)やめまいなどの症状が出ることがあるという。海外で使われることがあるが、日本国内では農薬や殺虫剤に使われていない。

 商品は神奈川、静岡、山梨の3県で753袋がユーコープの会員に宅配された。20日午後10時現在で664袋が自主回収された。商品の賞味期限は11月21日だが製造年月日は不明という。

 商品は中国の「山東仁木食品」の工場で製造され、19日に冷凍食品「青島ニラ肉焼まん」からメタミドホスが検出されたことが分かった「ニッキートレーディング」(大阪市)が輸入している。

 また、ユーコープは同じ工場で製造された「れんこんのはさみ揚げ(ポーク)」「ニッキーフーズ プチ肉まん」も自主回収している。

 ユーコープによると、袋に穴などは確認されていないという。

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2008年2月19日 (火)

東芝、HD完全撤退を19日午後に発表

 互換性のない2種類の規格が併存していた新世代DVDで、東芝は19日午後、西田厚聰(あつとし)社長が記者会見し「HD―DVD」(HD)製品の生産・販売を全面停止する方針を表明する。東芝の完全撤退により、新世代DVD規格はソニーや松下電器産業などが推進する「ブルーレイ・ディスク」(BD)に一本化される。

 販売済みの製品の修理などアフターサービスは当面継続する。修理用部品の保存期間は生産停止後から8年。量販店などの在庫は回収する。販売済みの製品の買い取りはしない方針だ。撤退に伴う東芝の損失は数百億円規模とみられる。

 東芝は06年3月に初のHD対応の再生機を発売。米欧で約100万台、日本で数万台を販売したが、昨年の年末商戦で日本ではBDのシェアが9割超に達した。米映画会社もBD支持が大勢となり、参入からわずか2年で撤退に追い込まれた。

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<冷凍サバ>ジクロルボス検出 香川のすしネタ販売業者

 香川県さぬき市鴨庄の業務用すしネタ加工・販売「香西物産」(吉川晴夫社長)は18日、同社の中国製の冷凍サバ製品「炙(あぶ)りトロ〆鯖(しめさば)スライス」(1パック20枚入り、200グラム)2パックから有機リン系殺虫剤ジクロルボスが検出されたと発表した。17日から該当製品を含むサバ製品19品目の出荷を停止、回収を始めた。健康被害の報告はないという。

 同社と、製品を輸入した神港魚類(神戸市兵庫区)によると、サバはデンマークで水揚げされた。昨年6月5日に中国山東省の食品加工会社「威海市宇王水産食品有限公司」と「威海金琳水産有限公司第一分公司」が分業して製造。両工場でジクロルボスは使われていないという。

 香西物産は同日製造の同製品を昨年7月から約半年間で、全国の回転ずしチェーンなどに2250パック販売。現在18パックを回収したが、ほとんどが消費された。

 香西物産が営業相手に依頼され、在庫を検査。サバの切り身からジクロルボス0.14ppm(食品衛生法上の基準の14倍)が検出された。このため中国の2工場は、現在サバ製品の製造を停止。両社が原因を調べる。

 香西物産は「デンマークで冷凍する際か、中国で加工する際などでの混入が考えられるが、調査中」と説明している。

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2008年2月17日 (日)

日本1−1北朝鮮 勝利ならず 東アジア選手権

 サッカーの東アジア選手権が17日、中国・重慶で開幕し、初優勝を目指す日本は1−1で北朝鮮と引き分けた。もう1試合は韓国が3−2で中国を破った。日本は20日に中国、23日には韓国と対戦する。

 日本は前半6分、J1川崎に所属する北朝鮮のFW鄭大世にゴールを奪われて先制を許すが、後半24分、後半途中から播戸に代わって入った前田がヘディングシュートを決めて同点に。そのまま1−1で引き分けた。

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東芝撤退、HD買った人は? 規格戦争で消費者置き去り

 新世代DVDの規格をめぐる主導権争いは、「HD DVD」を主導する東芝が再生機器類の製造を停止する方向となったことで、今後はソニーなどが推す「ブルーレイ・ディスク(BD)」に一本化される見通しとなった。ただ、「消費者置き去り」のまま続いた規格戦争は、すでにHD機を購入した消費者への対応など、重い禍根をメーカー側に残す。

 「まだ負けたわけではない。HDの技術的な優位は変わらない」

 今年1月、ソフトの著作権を握る米映画大手ワーナー・ブラザーズがHD陣営からの離脱を発表した直後、東芝の米国法人幹部はこう強気の姿勢を強調したが、それも長くは続かなかった。

 国内外のメーカーで唯一、HDの録画再生機や再生機を製造してきた東芝。BDよりも低価格で売り出す戦略を推し進めたが、主戦場とにらんできた北米市場で、15日に小売り最大手のウォルマート・ストアーズがBD支持を表明。外堀を埋められた格好の東芝は「万事休す」となったようだ。

 東芝は米国で、HDの再生機をウォルマートなどの小売店を中心に2万円を切るような「採算割れ覚悟」(幹部)の破格の値段に設定してきた。その効果もあり、米国でのHD機の販売台数は、米マイクロソフトのHD対応の家庭用ゲーム機を含めて100万台を超える。

 日本での販売台数は数万台にとどまるとみられているが、米国の消費者の中には「規格争いについてよく知らず、価格面でHDの再生機を購入した人も少なくない」(業界関係者)とみられる。今後、東芝にとっては、国内外を問わずHD機購入者への対応が重い課題になるのは間違いない。

 また、撤退にともなう費用や、これまでに投入してきた販売促進費などの関連費用は数百億円に上るとみられる。東芝は、デジタル家電を原子力や半導体と並ぶ主力事業と位置づけてきただけに、HD撤退による損失が経営に与える影響は小さくない。

 かつて、ビデオテープの規格を舞台に起きた「VHSvsベータ戦争」では、ソフト充実度で優位にたったVHSの販売台数が市場で優勢になり、勝敗を決した。デジタル家電時代となった今回の新世代DVDでも、著作権を握る映画会社や、メーカーへの発言力を増す小売り企業の判断が大きな影響力を持った。

 HD陣営とBD陣営は3年前に一度、規格統一のための交渉に入ったものの、決裂した経緯がある。前回のVHSとベータ戦争に続き、次世代DVDでも“日本発”の規格争いが世界中の消費者を巻き込むことになったわけだが、メーカーの論理に立った消費者不在の製品開発の危うさを再び示すことになった。

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2008年2月16日 (土)

橋下知事「黙ってても金入る」NHKと絶縁宣言

 就任したばかりの大阪府の橋下徹知事(38)が9日、「NHKにはもう行かない」と宣言した。

 橋下氏は前日8日、上京して国会や東京都庁であいさつ回りをした後に帰阪し、NHK大阪放送局で「かんさい特集」(後7・30)に生出演。その際、アナウンサーから「およそ30分の遅刻で到着されました」と紹介され、「公務を優先していた。もともと番組の最初には間に合わないと申し上げていた!」と声を荒らげていた。

 この日は府庁で報道陣のインタビューに応じ、「NHKサイドが公務を切り上げてでも番組に出ろと強硬に言ってきた」「初めから絶対、間に合わないと言っていた」「出るのが当然だと、あいさつもなくスタジオまで連れて行かれ、最大限に頭に来ていたところに司会者から…」とコトの経緯を説明した。

 さらに「(番組が)終わった後も何の言葉もない。民間の企業は、あんな態度は取らない。黙っていてもお金が入ってくる組織は、そんなもんか」とNHK職員の態度を批判。その上で「僕は公人ですから、民放だろうがNHKだろうが、取材があれば、答えます。局に呼びつけられることが公務とは思いませんから、今後一切NHKのスタジオには行きません」と、NHKの取材には応じるものの、自ら足を運ぶことはもうないと宣言した。冷静な口調だったが、不快感をあらわにした。

■橋下徹氏の主な発言

 ・突然降板(平成15年10月) レギュラー出演していたTBS系「サンデージャポン」で「日本人による買春は中国へのODA(政府開発援助)みたいなもの」と発言。翌週の同番組で「番組から去らさせていただきます」と宣言

 ・懲戒請求(19年5月) 山口県光市・母子殺害事件の被告側弁護団に対し、テレビ番組で「見ている人が一斉に懲戒請求をかけたら、弁護士会としても処分を出さないわけにはいかない」。弁護団側は損害賠償を求め提訴

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橋下知事、NHK生放送でキレる 「遅刻はこちらの責任じゃない」

 大阪府の橋下徹知事は8日、NHKの「かんさい特集」に生出演した。番組は大阪市の平松邦夫市長らと討論する形で進められたが、女性アナウンサーの進行のやり方にキレて、ほかの出演者からたしなめられる一幕があった。
 番組はこの日午後7時半スタート。国会などへの就任あいさつのため東京を訪れていた橋下知事は、約30分遅れてスタジオ入りした。
 アナウンサーが「およそ30分の遅刻で到着されました」と冗談めかして紹介すると、「遅刻といってもこちらの責任じゃない。公務を優先していた」と表情をこわばらせて釈明。「もともと、番組の最初には間に合わないと申し上げていた」と声をあららげた。
 さらにアナウンサーが財政再建策にからみ、人件費削減の具体策についてしつこく質問すると、「決まっていた予算を数日でひっくり返し、検討しているので、そこまで言及できない」と不快感をあらわに。
 「NHKのインサイダー問題だって(内部調査に)どれだけかかってるんですか」と、今年1月に発覚したNHK記者らのインサイダー取引問題を引き合いに出し、やり返した。
 

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NHK問題で橋下知事「『大人げない』とのお叱り多数」

 午後1時ごろ 府庁に登庁し、知事室で打ち合わせ

 2時13分 職員人事などの協議のため、府庁内の特別会議室へ。時折笑い声が起こるなど和やかな場面も。

 4時 協議が終了し、報道陣の取材に応じる。現在、1人少ない副知事について、「2月議会で具体的に提案することはないが、将来的には必要。代表取締役のような立場の者(知事)が1人、取締役(副知事)が2人という有限会社のような形でこの組織をやっていけるのか」。

 連休3日間の協議を終えた感想を聞かれ、「お金(予算)を要求することに関してあまりにも根拠が薄く、事業計画がゆるい。なぜ赤字の事業がでるのかメカニズムを明らかにしなければならない。(13日に発足させる)プロジェクトチームに指示する」ときっぱり。

 NHKの番組中にキレた問題で、NHK側の対応について、「(謝罪は)ない。僕の方が『大人げない』というおしかりの意見は多数、色々なところからあった」。

 4時半 京都市長選の候補者応援のため、府庁を出て、京都に向かう。

 午後5時40分 京都・四条河原町で候補者の応援演説に立ち、「大阪と京都ががっちりと手を握り、関西一丸となって日本全体を盛り上げたい。東京に負けない関西にしましょう」。演説終了後、帰阪。

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長男虐待騒ぎの柳美里 J-CASTニュースに真相告白

 芥川賞作家の柳美里さん(39)が2008年2月15日、東京・千代田区のJ-CASTニュース編集部を訪れ、長男虐待騒ぎの真相を1時間近くにわたって語った。柳さんは、長男(8つ)のほおを何度かひっぱたいたことは認めたものの、「虐待はしていません」と強調。また、「週刊女性」の新人男性記者を公式サイトの日記で罵倒したことについては、「問題はないと思って載せました」としたうえで、「子どもが分かる形で後をつけるのはストーキング」と改めて批判した。

■「ひっぱたいたが、虐待はしていません」

 J-CASTニュースに「告白」したことについて、柳さんは、「ブログで書いたものについて紙媒体で主張するのは筋が違うと考え、ネット媒体を選びました」と説明する。柳さんはこの日、文芸評論家の川村二郎さんの告別式に参列した後に訪れたため、喪服姿でインタビューに答えた。

 柳さんの説明によると、長男には髪を切る癖があり日ごろから注意していたが、東京ディズニーランド周辺のホテルに滞在したとき、浴室から切った髪がたくさん出てきた。しかし、何を使って切ったかなどについて再三嘘をついたため、怒って「何度かひっぱたいた」という。学校を休ませたことは認めたが、長男が髪を切ったとしたハサミを探すなどしていたため間に合わなかったとした。また、朝食も昼食も与えなかったことも認め、「探していて食べる時間がなく、いつの間にか夕食時になっていた」と説明した。

 公式サイトの日記では、「朝7時から15時までひっぱたきまくり、学校休ませ、罰として朝食も昼食も与えていません」と過激な表現を使っていた。ネットで騒ぎが拡大したのはこのためだが、柳さんは、「ネットでは、より感情的な言葉を選んで書いているから」と弁解した。

■「炎上覚悟でそのときの生の感情をそのまま出す」

 柳さんは、「感情を排して事実を書くエッセイでは、ブログが面白くなりません。そこで、フィクションのように、炎上覚悟でそのときの生の感情をそのまま出すことにしています」という。

 ひっぱたいたことについては、虐待であることを否定したうえで、「時と場合によっては、手を上げる必要があるという考えです」と話した。

 虐待騒ぎでは、地元の児童相談所から児童福祉司が駆けつけたが、長男の様子を見ただけで、特に指摘はなく、その後も連絡はないという。

 一方、この問題で取材に来た「週刊女性」の新人記者については、公式サイトの日記で柳さんがホテルに缶詰状態であることを明らかにしているのにもかかわらず、自宅に来たと指摘。その後、長男の学校へ行き、校門から書道教室まで4、5時間も後をつけていたとして、「ストーカー行為」と批判した。新人記者は、長男に話しかけることはなかったという。この取材活動について、柳さんは、「編集長の監督不行き届き」だと述べた。

 「週刊女性」側からは、その後何も連絡はないという。今後については、「私から話を聞かないで記事にしたら、対応を考えます。記事にしなくても、対応を考えます」と話している。

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メタミドホスは国外製造 ギョーザ中毒事件で警察庁

 中国製ギョーザ中毒事件で、警察庁は16日、千葉、兵庫両県で中毒被害の出たギョーザから検出された「メタミドホス」について、日本で製造されたものではないと断定した。日本製のものにはほとんどない不純物が多く、殺虫剤として使用されていたものとみられる。中国では最近までメタミドホスが使われた殺虫剤が100種類以上販売され、広く流通しており、中国国内で混入された疑いがさらに強まった。

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2008年2月15日 (金)

多英2年ぶり実戦復帰へ背水の陣

 フリースタイルスキー女子モーグルの長野五輪金メダリスト、里谷多英(31=フジテレビ)が、今日15日に開幕するW杯猪苗代大会に出場。15位に沈んだトリノ五輪後、度重なる故障で競技から遠ざかっており、2年ぶりの実戦復帰だ。

 この日の公式練習では、他の選手が3Dを試す中、5回の試走で1度もエアを跳ぶことはなかった。「今季、エアはほとんど跳んでいない。まだ自分の滑りじゃない」と複雑な表情を浮かべた。今回と3月全日本選手権で結果が出なければ、来季は全日本から外れる可能性が高く、来季日本で開催の世界選手権、10年バンクーバー五輪の代表入りに黄信号がともる。

 万全の状態ではない中、故郷札幌で練習を重ね、再起を目指してきた。「もう年だと思われないように頑張る」。五輪の申し子が、背水の陣で臨む。

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糖質ゼロの熾烈な争い、発泡酒市場を制するのはどこだ

 健康志向の高まりを背景に、糖質やカロリーを抑えた商品が増えている。2007年は猛暑の中、「ペプシネックス」vs「コカ・コーラゼロ」、コーラ・カロリーゼロの戦いが繰り広げられた。

 2008年、ゼロの戦いは発泡酒市場にも生じるとの声が高まっている。こちらの争点は「糖質ゼロ」。07年12月、キリンビール、サントリー両社は、ともに糖質ゼロの発泡酒を発売することを明らかにした。

 そもそも発泡酒市場においては、02年「淡麗グリーンラベル」(キリンビール)が糖質70%オフを実現。現在でも糖質オフ市場の牽引役を担っている。そこへ07年3月、アサヒビールが業界初の糖質ゼロの発泡酒「スタイルフリー」を投入し、販売数量を好調に推移させている状態である。

 各社、糖質ゼロに力を入れる背景には08年4月から40歳以上の医療保険加入者を対象とした特定健康診査・特定保健指導の開始がある。健診でメタボリックシンドローム該当者などに判定された者は特定保健指導を受ける必要が出てきたのだ。これにより、ますます「糖質ゼロ」に対する需要は高まると予想される。

「発泡酒もコーラのゼロ戦争の時と同じような戦いになる可能性は大きいと思います」

 キリンビール商品開発研究所長・佐藤章氏はすでに臨戦態勢を取りながらも、語り口からは勝利への自信すら窺える。

 それもそのはず、キリンゼロは糖質ゼロだけでなく、これまでの発泡酒の中で最も低カロリー、「カロリーオフ」と表示できる唯一の商品なのだ。

 とはいえ、機能性が高くてもお酒というのは嗜好品だ。味によっては売上を左右することもある。

 そこで、キリンゼロを試飲してみた。自社特許技術の採用、独自製法を新規開発したという味はキリッとしており、心地よい仕上がりだ。好みはそれぞれだが、「糖質ゼロ」「カロリーオフ」という機能性の高さを重視する人には嬉しい商品だといえる。

 ただし、キリンに対しては麦芽のうまみによる味わいや伝統といったものを求める人、発泡酒はどれも苦手という人には少々抵抗を感じる味かもしれない。

 カロリーオフの「キリンゼロ」、糖質ゼロを先行している「アサヒフリー」、そして本格的なうまさにこだわったサントリー「ゼロナマ」。3社による、発泡酒・三国志となるのか。——と、いう状況下、影を潜めていたサッポロビールも「糖質ゼロの発泡酒を出す予定はある」(広報談)とのこと。

 国内ビール大手4社の投入がほぼ確実になった。過熱の様相を呈している糖質ゼロ戦争。ビール市場が縮小する中、発泡酒市場自体を押し上げる起爆剤となるのだろうか。

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「ブラジル産ブレンド」14年うそ、コープ東北缶コーヒー

 コープ東北サンネット事業連合(仙台市)が独自開発した缶コーヒーが、インドネシア産100%なのに、「ブラジル産をブレンド」と表示して、14年間にわたり販売されていたことが15日、わかった。同事業連合は自主回収を始める。中国製冷凍ギョーザ事件を受け、商品を調査する過程で判明したという。

 問題の缶コーヒーは、1993年12月から東北6県で販売されている「COOPオリジナルブレンド」(60円)で、「インドネシア産とブラジル産をブレンドした」と表示していた。

 同事業連合によると、商品の開発仕様書は「インドネシア産96%、ブラジル産4%」となっていたが、共同開発した会社が、工場に指示しなかったためという。

 昨年12月までに、東北地方の店舗や戸別宅配などで計約807万缶が販売され、総額約4憶6000万円の売り上げがあった。

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報ステ・古舘氏「アダルトチルドレン」発言で謝罪

 14日放送のテレビ朝日のニュース番組「報道ステーション」で、メーンキャスター、古舘伊知郎氏が前日のニュースの中で「アダルトチルドレン」という言葉を誤って用い、関係者を傷つけたと謝罪した。

 古舘氏の説明によると、問題の発言をしたのは、13日放送の「18歳は成人か」というニュース。古舘氏は「大人になりきれていない子供」という意味で「アダルトチルドレン」を使った。しかし、アダルトチルドレンは一般的に、アルコール依存症の親に育てられるなど機能不全家庭で育ち、成人になってもそうした体験が心的外傷として残っている人を指す言葉。古舘氏は14日の同番組の最後に、「本当に苦しんでいる人に申し訳ない。以後気をつけたい」と神妙な面持ちで謝罪した。

 「報道ステーション」は、日本マクドナルドの調理日改竄(かいざん)をめぐる報道で過剰な演出があったとして、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が今月4日、反省を求める意見書を出したばかり。

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2008年2月11日 (月)

<強姦>女子中学生を車内で暴行 米海兵隊員逮捕

 沖縄署は11日、女子中学生を乗用車内で暴行したとして、沖縄県北中城村(きた、なか、ぐすく、そん)島袋、在沖縄米海兵隊キャンプ・コートニー所属の2曹、タイロン・ハドナット容疑者(38)を強姦容疑で逮捕した。

 調べでは、ハドナット容疑者は10日午後10時半ごろ、同県北谷(ちゃ、たん)町の路上に止めた自分の乗用車内で、中学3年生女子生徒(14)を強姦した疑い。

 ハドナット容疑者は「キスしようと迫ったが(強姦は)していない」と否認している。

 女子生徒は10日午後8時半ごろ、友人2人と沖縄市内を歩いているところを、オートバイに乗ったハドナット容疑者に「家に送ってあげる」と声をかけられ、女子生徒だけが後ろに乗ったという。

 ハドナット容疑者は女子生徒を自宅に送らず、自分の家に連れ込んで関係を迫ったが断られたため、「車で送ってあげる」と乗用車に乗せ、北谷町内で停車して暴行したという。

 女子生徒が車を降りた後、友人に相談。友人が警察に通報した。沖縄署員が現場付近を捜査中、通報内容によく似た風ぼうのハドナット容疑者を発見。職務質問したところ、返答に詰まったため任意同行し、事情を聴いていた。

 ハドナット容疑者は片言の日本語が話せるという。

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2008年2月 9日 (土)

島田紳助、橋下府知事は「距離を保って」応援!

 タレントの島田紳助が8日(金)、日本テレビ系新番組『人生が変わる 1分間の深イイ話』(2月25日(月)夜9時スタート)の収録後の会見で、交流の深い橋下徹・大阪府知事に向けて「メールはよく来るが、巻き込まれないように距離を保ちます!」と独特の言い回しでエールを送った。

 番組は、1分でわかる“深くていい話”を投稿などを元に紹介し、紳助をはじめ10人のパネラーがジャッジをするという内容。裏番組には「月9」ドラマもあり「数字が取れなかったら、スタッフの責任です!」と早くも逃げ腰の紳助だったが「実は、台本も読まないで参加した。羽鳥アナをはじめ、皆にお任せしている。番組も、徐々に浸透していけばいいと思います」とコメント。

 会見では別番組で長年にわたり共演した橋下氏について「マンションのローンは7割残っているし、駐車場は3つも借りてる。収入は10分の1になったけどね」と暴露する一幕も。またこの日は元プロ野球選手の古田敦也氏などが出演したが「やっぱり、何かを成し得た方は、話が深いですね」と感慨深げに話していた。

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常盤貴子が今春から一気に稼ぎまくるワケ

●大作出演
 鳴りを潜めていた常盤貴子(35)が精力的に動いている。
 今年8月公開の大作映画「20世紀少年」でヒロイン役を演じることが決まった。同作品は累計2000万部を発行した浦沢直樹原作の大ヒット漫画の映画版。総製作費60億円、全3部作の超大作で、09年新春に第2章、09年秋に第3章が公開される。
 このところの常盤の働きっぷりはハンパじゃない。来月中旬にはスペシャルドラマ「笑顔をくれた君へ〜女医と道化師の挑戦〜」に主演し、同じ3月に連ドラ「ロス:タイム:ライフ」でも“ゲスト主役”を務める。その後も、ドラマ版「眉山」(いずれもフジテレビ)で主演を務め、5月には映画「アフタースクール」の公開が控えている。まさに、仕事ラッシュだ。

●元視聴率女優
 かつては“視聴率女優”として数々のヒットドラマに出演していた常盤だが、ここ数年は年間1〜2本ペースで映画や舞台に出演するだけだった。
 連ドラは02年を最後に出演していないし、テレビで顔を見るのは「カネボウ」や「ロト6」のCMくらいという状態が続いていた。
「連ドラに出演し続けている頃の常盤は、あまりの多忙ぶりに“自分自身がボロボロ”“まるでサイボーグ状態”などと漏らしていた。所属事務所の社長に“このペースで仕事が続くなら女優をやめる”と直訴したという話もある。パンク寸前で、仕事をセーブしていたんです」(芸能記者)

●結婚間近?
 そんな常盤がハイペースで飛ばしている。結婚への準備だともっぱらだ。
 05年に常盤は長塚京三の長男で演出家の長塚圭史(32)との熱愛が発覚した。2人は03年公開の映画「ゲロッパ!」で共演し、舞台に挑戦した常盤が長塚から演技指導を受けたことがきっかけで交際がスタートした。
 常盤と長塚はその後もたびたびツーショットが目撃され、一時は結婚秒読みとみられていた。常盤が“芸能界の育ての親”といわれる恩人に長塚を紹介し、父親の京三にもあいさつを済ませているという情報もあったが……。
「常盤の所属事務所が仕事を優先させて結婚に猛反対したため、結婚が延び延びになっていたんです。ただ、常盤はもう35歳だし、このままセーブしながら仕事を続けても頭打ちです。そこで、ドラマや映画に出まくって稼げるだけ稼ぎ、結婚を許してもらうつもりなんですよ。ここにきて事務所側は結婚後の新たな展開を期待しているようで、渡りに船かもしれません」(芸能関係者)
 相手の長塚は舞台演出家として朝日舞台芸術賞や芸術選奨文部科学大臣賞を受賞するなど注目されているが、一般的な知名度はまだ高くない。
 今後も常盤が仕事を続けて支えていくことになるだろうから、改めて存在感をアピールする必要もある。常盤の“結婚前のひと稼ぎ”に注目だ。

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民主党による改革なくして景気回復なし

●自公政権がうそぶいてきたここ数年の景気回復はウソ八百だった

 福田政権が目の色を変えて、3月末で期限が切れるガソリン税の暫定税率を死守しようとしている。福田首相はきのう5日の参院予算委でも「日本の社会や国民のために良いことだ」と言っていたが、「政治家のため」「役人のため」の間違いではないか。
 ガソリン税などの道路特定財源は、必要性が疑わしい大物政治家の地元を走る大げさな道路に消え、道路役人の「遊び」や「住まい」に流用されてきた。道路財源で1台98万円のカラオケセットまで購入していたのだからア然ボー然である。
「道路利権を仕切る自民党の族議員が道路の仕事を地元に落とし、工事を請け負った業者が献金と票で政治家に提供する。国民から吸い上げた道路財源は、受注業者を介して政治家に還流されているのです。この利権構造を見過ごし協力することで、道路役人には高級車や安い家賃の宿舎が与えられ、天下り先が確保されてきた。典型的な政官財の腐敗構造が、きょうのきょうまで温存されてきたのです」(政治評論家・本澤二郎氏)
 オイシイ利権構造のために政府与党はなりふり構わずだ。冬柴国交相は1月28日の衆院予算委で「1874人の首長全員が、道路特定財源は維持すべきだと直筆で署名した」とウソの答弁。6人が署名していないことがバレて、平謝りだ。
 国交省は道路財源で購入した普通車両の保有台数を500台以上も低くゴマカして公表。宿舎の数を国会で問われてもアイマイな数しか出してこない。いくら冬柴が「心からお詫びする」と訂正しようが、鼻白む。

●輸出一本に頼る脆弱経済を生んだ構造内閣

 今はそんなことに血道を上げている場合なのか。
 国会で議論すべきは、景気の問題だろう。日本経済は今、危機的状況に直面しているのだ。
「外需頼みで何とか成長してきた日本経済は、米国の景気後退とともに失速しようとしています。外需がダメでも内需でカバーできればいいですが、昨年12月の新設住宅着工件数が前年同月比19・2%減となったように住宅投資はメロメロだし、個人消費だって9年連続してサラリーマンの賃金が下がっている現状からすれば伸びようがない。内需も外需も総崩れです」(明大教授・高木勝氏=現代経済学)
 実は、日本経済の成長が外需一本になってしまった元凶は、小泉政権の構造改革にある。「市場に任せる」という無責任な“成り行き任せ政策”が、日本中をズタズタにしたのだ。
 慶大教授の金子勝氏(財政学)は、こう言った。
「日本の景気回復は、まずは輸出が主導し、その後、内需が活発になって全体が底上げされる手順を踏んできました。しかし、小泉政権の発足以降、このメカニズムは壊れてしまった。2000年ごろから、ひとケタだった日本の輸出依存度は名目で16〜17%に跳ね上がりました。しかし、いつまでたっても景気は内需に転化されない。規制緩和という美名の下でやってきた構造改革の失敗が、国内市場を冷やし、外需から内需にバトンタッチする経路を断ち切ったからです」

●国家戦略を描けないのは日本だけ

 派遣業法の見直しで非正社員が急増し、雇用は不安定になった。社会保障を見ても、年金はボロボロで医療費の負担は急増だ。小泉改革、竹中改革は国民生活をどん底に叩きつけた。「変える」「変わる」といわれたが、生活が悪く変わっただけ。個人消費は増えるはずもなく、内需は景気の足を引っ張り続けるのだ。ツケは大きい。
「欧米各国は今、エネルギー産業革命による新しい成長戦略を打ち出しています。石炭が軽工業、石油が自動車や航空機産業を発展させたように、太陽光発電などの環境エネルギーで新しい産業を生み、需要を創出しようとしている。そんな国家戦略もなく、市場任せにしているのは日本ぐらいのもの。小泉—安倍政権の市場原理主義は新しい産業を生みませんでした。ホリエモンや村上ファンドを生んだのです」(金子勝氏=前出)
 日本経済は戦後最長の拡大期を迎えているという。自公政権はそんな大宣伝をやってきた。しかし、本当のところは輸出産業が儲かっただけ。日銀も低金利の円安でアシストしたが、その輸出すら米国の急ブレーキで狂い出している。いずれ日本は大不況に突入だ。

●利権構造守るため特別国会計にフタする福田政権

 ここまで日本経済が危機に瀕しているのに、福田は道路利権の維持で頭がいっぱいだ。国会で景気のことを聞かれても、「来年度の予算と関連法案の早期成立を図ることが一番の景気対策」とヌケヌケと答え、民主党議員の追及に「補正予算、早く通してくださいよ」と気色ばむ。なんと無能な男なのか。
 政治評論家の森田実氏も「福田政権のままでは、この国は潰れてしまう」とこう憤っていた。
「今こそ道路財源を含め、ムダ遣いの温床である特別会計を取り崩し、景気対策に充てる時期なのです。特別会計の積立金は総額196兆円。一般会計の2倍以上に達します。政府与党はこの隠れ資産の全貌を明らかにし、国民生活を守るべきです。利権構造に手をつけさせぬよう特別会計にフタをしたままでは、国民は浮かばれません」
 角栄型のバラマキ政治の踏襲に必死の自民党に政権の座を任せていたら、日本は危ない。民主党にも「道路族」がいるが、特別会計にメスを入れようとしている。国民の目の届かない眠れる資金を再び国民の手に取り戻す。そのことを多くの有権者も望んでいるはずだ。

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<セガサミー>セガ社員400人をリストラ ゲームソフト低迷で

 セガサミーホールディングスは8日、子会社のセガで社員3583人のうち約400人の希望退職者を募ると発表した。セガのリストラは、99年(約1000人)、01年(約300人)に続く7年ぶり3回目。

 セガサミーが同日発表した08年3月期第3四半期決算(07年4〜12月)では、売上高は前年同期比15.4%減の3420億円、営業損益は15億円の赤字。特にアーケードの施設運営部門は49億円、家庭用ゲーム機用ソフト部門も96億円の赤字を出し、子会社セガの不振が目立った。

 希望退職者の募集は8日から約2週間で、退職日は3月中を予定。リストラによる特別退職金支給で約29億円の特別損失が発生するが、年間で人件費約35億円が浮く見通し。

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2008年2月 6日 (水)

<橋下知事>オバマ氏ならい「変える」多用

 「『大阪維新』という評価を後から受けるような知事の就任期間にしたい」。6日、大阪府庁に初登庁した橋下徹・新知事は職員へのあいさつで、決意を語った。初当選後、一挙一動に注目が集めているが、知事として向き合う課題は重い。危機的な財政をどう立て直し、大阪経済をどう再生させるのか。

 橋下さんは午前9時半、濃紺のスーツに白いネクタイ姿で府庁正面玄関に到着。約300人の職員が拍手で出迎えた。約30社100人の報道陣に囲まれ、知事室の椅子に座ると「大阪を変えるという当初の思いを持ち続け、全力を尽くしたい」と表情を引き締めた。

 午前10時から知事の引き継ぎ式に出席後、府議会議場で職員にあいさつ。「大阪を立て直すためには、今までと同じようなやり方を継続していては変わらない」と強調した。そのうえで「計画や根拠のない事業には、1銭たりとも支出しない」などと注文した。

 さらに、「問題が起きた時の対応能力には、絶対的自信がある。隠すことは最悪だ。事実だけは直接知事室に報告してほしい。外部からの圧力、雑音はすべて引き受ける」などと、約30分間にわたって熱弁をふるった。

 府議会のあいさつ回りで自民、公明は歓迎したが、民主の半田實幹事長は「今日からは発言に責任を持っていただきたい」。共産の宮原威・府議団長は「見直すべきは開発と同和事業。それだけの度胸があるか見ておく」とクギを刺した。

 正午前、橋下さんは報道陣に感想を聞かれ「府庁正面に降り立った時、人生で体験したことのない感覚になり、体が震えた。自分の力で大阪を変えられるわくわく感かな」と声を上ずらせた。職員へのあいさつで「変える」という言葉を多用した点は、米大統領選に立候補した民主党のバラク・オバマ上院議員になぞらえ、「オバマさんも言い続けている。チェンジがはやりなのでは」と笑った。

 正午過ぎからの臨時部長会議では「大阪を変えるために、僕と一緒に死んでもらう覚悟で」などと話した。

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<中国製ギョーザ>昨年4月から苦情11件

 中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、輸入元の「ジェイティフーズ」の親会社「日本たばこ産業」(JT)が、有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が原因と特定される前に、天洋食品(中国河北省)製の冷凍食品について「異臭がする」などのクレームを11件受けていたことが分かった。JTは昨年4月に既に異常を把握、苦情のうち8件はギョーザに対するものだったが、必要な検査や回収を行っていなかった。不十分な苦情処理が被害の続発につながったとの見方が強まっている。

 一連の被害では、千葉市、兵庫県高砂市、千葉県市川市の3家族10人が中毒症状を訴え、JTは兵庫県警から1月29日に連絡を受けてメタミドホスが原因だと知った。

 それ以前の11件の苦情は、昨年4月10日~今年1月16日に寄せられた。うち8件は中毒被害を出した「中華deごちそう ひとくち餃子」と「CO・OP手作り餃子」についてで、現在回収中の「CO・OPとろ~り煮込んだロールキャベツ」「お弁当大人気! 豚肉のごぼう巻き」でも3件あった。最初の苦情は昨年4月10日で、ごぼう巻きについて味がおかしいという内容だった。パッケージを回収しただけで、検査などはしなかった。

 苦情の内容は、▽味の異常4件▽異臭7件▽体調不良3件(一部重複)。中毒事件自体は苦情としては受けていない。11件について、毒物混入の有無を調べる化学検査は一度も実施していなかった。有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」が検出されたケースでは、生協を通じて現物を確保したにもかかわらず、外観を調べるだけで食味や微生物の有無の検査さえしていなかった。

 ジクロルボス検出を受けた5日夜の会見で、JTは「原料の野菜は加工前に検査していたが、製造や流通の過程で農薬が混入する事態は想定していなかった」と繰り返した。「異臭・異味がする」といった指摘が相次いだことについても「流通過程で異物が付着するなど、クレームがついた品の個別的な事象ととらえていた」と釈明している。

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<中日>川上、現状維持の3億4千万円で更改

 中日の川上憲伸投手(32)が5日、沖縄県恩納村の宿舎で2回目の契約更改交渉を行い、現状維持の3億4000万円で更改した。昨季は12勝8敗。「納得したか一言では言えない。(提示額は)変わらないと思っていた」と複雑な表情を浮かべながらも「2年前もキャンプ中にサインして、いい成績を残せた」と験を担いだことも明らかにした。井手峻・編成担当も「それでか。12月の交渉が終わった時に、次は2月だと言っていた」と納得。川上の契約により、中日は全選手との契約を終えた。(金額は推定)

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「ほっかほっか亭」を離脱 プレナス、総本部側と交渉決裂

 持ち帰り弁当のプレナス(福岡市)は5日、「ほっかほっか亭」チェーンから離脱し、5月中旬から新たな店名で店舗展開することを決めた。商標権などをめぐり係争中の営業権管理会社ほっかほっか亭総本部(東京)との和解交渉が決裂したためで、今月12日にも新たな店名を発表する。全国の「ほっかほっか亭」約3500店の6割強を傘下に収めるプレナスが離脱することで、持ち帰り弁当業界の勢力図が一変する。

 プレナスは先月15日、2月5日までに総本部との和解交渉に進展がなければ、チェーンから離脱する方針を表明。これに対し総本部は「当社に直接、文書などは届いていない」などとしており、同日まで対立姿勢を崩さなかった。

 プレナスは既に新店名を決めており、今後、テレビコマーシャルなどで浸透を図る。

 ただ、プレナスが九州や関東、北海道で展開する約2200店のうち、直営を除くフランチャイズ(FC)約1200店は、総本部側が既に「ほっかほっか亭」での営業継続を働きかけており、どれだけ離脱に応じるかは流動的。両社による“争奪戦”は今後、本格化する見通しだ。

 両社の対立は、プレナスが2006年、弁当販売に関する商標権を総本部が侵害しているとして、損害賠償請求訴訟を起こして表面化。総本部は昨年、プレナスを相手に、運営手法をめぐる別の訴訟を起こし、静岡など東日本6県でのプレナスとのFC契約更新を拒否するなどしていた。

■ほっかほっか亭

 日本最大の持ち帰り弁当店チェーン。1976年に埼玉県草加市で母体となる店を開業。81年にフランチャイズ契約を管理する「ほっかほっか亭総本部」を設立した。85年に全国を東部、関西、九州の3つに分割する地域本部制を導入。99年に九州地域担当のプレナスが東部地域を受け持っていた企業を買収して東日本に進出。06年には関西地域担当のハークスレイが総本部の株式の過半を取得し、親会社となった。

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<米大統領選>共和はマケイン氏優勢 民主は大激戦

米大統領選の候補指名争いは5日、予備選・党員集会が集中実施される「スーパーチューズデー」を迎え、共和党は21州、民主党は22州と米国領サモアで投開票された。民主党はバラク・オバマ上院議員(46)がジョージアなど南部州、ヒラリー・クリントン上院議員(60)が地元ニューヨークなど東部州で勝つなど、史上まれにみる激戦を展開している。共和党は、本命候補ジョン・マケイン上院議員(71)が大票田のニューヨーク州など東部州で勝利を重ね、優位な戦いを展開している。

 5日に決まる代議員数は共和党が約1000人(全代議員2380人)、民主党が約1700人(同4049人)。両党とも4割強の行方が定まり、さらに指名獲得に必要な過半数を目指す。共和党は最多得票者が代議員をすべて獲得する「勝者総取り」の州が多く、民主党では候補者の得票数に応じて代議員を比例配分する。

 序盤4戦をクリントン、オバマ両氏が分けた民主党は、スーパーチューズデーでも代議員獲得数に大きな差がつかず、決着は持ち越される見通し。選挙戦の長期化は必至だ。

 民主党は、オバマ氏が地元イリノイ州に加え、5割を占めた黒人投票者のうち9割近い支持を得た南部のジョージア州や、アラバマ州で勝利。カンザスなど激戦となった州を制するなど半数近くの州で勝利を確実にした。一部の世論調査で、初めて全米でクリントン氏を抜いた勢いを保った。

 クリントン氏はオクラホマ州と知事夫人を務めたアーカンソー州で圧倒的支持を得て勝利。また、故ケネディ大統領の弟で、民主党の重鎮であるエドワード・ケネディ上院議員がオバマ支持に回ったマサチューセッツ州でもオバマ氏を下した。

 共和党は、スーパーチューズデーまでの序盤の激戦5州で3勝を挙げた共和党のマケイン氏はイリノイ州のほかニュージャージー、コネティカットなど東部諸州で勝利。地元アリゾナと合わせ「勝者総取り」州を次々と抑えた。

 しかし、接戦となったジョージア、テネシーなど南部諸州をマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事(52)が制し、保守派の地盤で躍進。指名確実をかけたマケイン氏の「王手」を封じた。ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(60)は地元マサチューセッツ州などで勝利したが、ハッカビー氏と保守票を分け合った。

 【スーパーチューズデー】 多数の州が集中的に予備選・党員集会を行う火曜日。結果が選挙戦の行方を左右することから「スーパーチューズデー」(決戦の火曜日)と呼ぶ。08年大統領選予備選では、民主党が22州と米国領サモア、共和党は21州で実施する。今回のスーパーチューズデーは史上最も早い時期の開催で、実施州の数も過去最大。

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たった10万?ハンド日本に「中東のワナ」

 「中東の笛」の次は「中東のわな」だ。ハンドボールのアジア連盟(AHF)は5日、クウェートで常任理事会を開催し、北京五輪アジア再予選を開催した日本と参加した韓国に対し、1000ドル(約10万5000円)の罰金と警告処分を科した。罰金を支払うことで、来年の世界選手権のアジア予選となるアジア選手権(17日〜、イラン)への参加を認めるとしている。しかし、罰金を支払えば非を認めることにもなるため、日本協会の渡辺佳英会長は「払う必要はないと思う」との見解を示した。

 警告処分と罰金1000ドル。日本円にして10万円強なら、払えない金額ではない。AHFは再予選前に日韓に対し、実施した場合は「除名や資格停止などの厳罰も辞さない」としていた。ただし、一見拍子抜けした軽い処分こそが、「中東の笛」ならぬ「中東のわな」だった。

 AHFは、日韓が罰金を支払わない場合は、アジア選手権への出場権を失うとした。参加費にも思える手ごろな額を設定した方が支払いもしやすい。しかし、たとえ罰金が1ドルでも、支払えば日本や韓国が北京五輪アジア再予選について非を認めたことになる。

 日本協会の渡辺佳英会長は「個人的には処分を受け入れる必要はないと思う。何も悪いことはしてないのだから」と明言。市原則之副会長も「500ドルでも1万ドルでも基本的に払う必要はない」と徹底抗戦の構えを見せた。一方、日本男子総監督でもある蒲生晴明強化本部長は「AHFのじらし作戦なのか。次の追加処分で輪をかけてくるにおいを感じる」と警戒した。

 現にアハマド会長は「(AHFの)理事会と総会で、さらに処分を検討するように求める」と追加処分の可能性もほのめかしている。国際連盟(IHF)は、AHFの暴走を認めないことを表明しているが、AHFもIHFと日韓に対して徹底抗戦の構えを崩していない。

 不透明になったアジア選手権について、蒲生強化本部長は「強化の立場では、常に戦える準備はしておく」と明言した。何が起きてもいいように、準備だけは進めておくしかない。再予選が終了しても、まだまだ「中東の笛」は吹き荒れる気配だ。

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川上 今年で中日と決別…メジャー挑戦へ

 川上、決別のサイン-。契約交渉が難航し、自身2度目の自費キャンプ参加中だった中日・川上憲伸投手(32)が5日、沖縄県国頭郡の宿舎で2度目の交渉に臨み、現状維持の3億4000万円で更改した。ただ、川上は球団側の態度に不信感を抱いており、1軍登録日数あと3日で取得するFA権を今オフに行使し、メジャーに挑戦することが決定的となった。
  ◇  ◇
 雨空とは対照的な、すがすがしい笑顔で会見場に現れた。自らの主張は退けられ、提示額も前回交渉時と変わらぬ3億4000万円。それでも判を押した。08年シーズンに踏み出した第一歩は同時に、中日との決別を告げていた。
 ここ数年、メジャー挑戦への願望を公言し続けてきた。「チャンスがあるのであれば、もっと上の世界でやってみたい気持ちはあります」。膨らむ夢に拍車をかけたのが、球団側の姿勢と態度だった。
 近年、阪神、巨人と常に優勝を争う相手に投げ続けている。年に一度の交渉。数字には表れぬ重圧、貢献度をくみ取ってほしかった。ただ、球団側は勝敗の数字を盾に、川上の主張に耳を貸さなかった。球団への愛着は自然と薄れた。
 竜に対する決別を告げたのは元日。親しい関係者にあてた年賀状の中にはこう記してあった。「今まで長い間、大変お世話になりました」。年頭の抱負を述べるのが慣例の賀状に込めた異例の文言。直接的な表現ではなくても、別離を悟らせるには十分な材料だった。
 「とりあえずサインしたことで、ここまでの段階は予定通り。あとはケガをしない1年間と、充実した成績を残したい」。中日ラストイヤー。あと3日で取得するFA権。昨年の福留に続いて、今度は竜のエースがチームを去る。

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2008年2月 5日 (火)

行列ができなかった太田府政 5日任期満了

 2期8年にわたり大阪府知事を務めた太田房江知事(56)は5日に任期満了を迎える。「政治とカネ」の問題で3選出馬を断念したが、平成12年の初当選時には、全国初の女性知事として、大きな期待を集めた。関空第2滑走路オープンや世界最大規模のシャープ新工場…。経済政策を中心に「おおむね合格点」と評価する声が多いが、「府政改革は中途半端」とされ、何より、リーダーシップを発揮できなかったとの批判の声が聞かれた。

 「全身全霊を傾けて努力していきたい」。今から8年前の平成12年2月6日夜、初当選を果たした太田知事は大阪市内の選挙事務所で決意を述べた。故横山ノック知事がセクハラ問題で辞職したため出直し選挙となった府知事選。「全国初の女性知事」の誕生の瞬間、支持者らは「大阪は変わる」と期待をかけた。

 女性知事としてタレント並みの報道合戦が繰り広げられる一方、通産官僚出身という経歴を生かし産業施策に力を入れた。前知事の横山ノック氏がレールを敷いた財政再建にも取り組んだ。

 産業施策では、特に企業誘致に成果をあげ、大阪湾沿岸部に次々に大企業の工場・研究施設の誘致に成功。バイオ産業の拠点「彩都」で武田薬品工業の誘致には失敗したものの、昨年7月末、堺市に世界最大規模のシャープ液晶テレビ向けパネル工場の立地が決定。2日後には念願の関空第2滑走路の運用も始まった。

 一方、財政改革では大規模開発を抑制し、府職員のボーナスカットを断行。新規採用抑制で職員数の年200〜400人減を実現した。公約だった「ひったくり発生件数の半減」や「中小企業融資1兆円」も達成した。

 しかし、「改革」は中途半端に終わってしまったという声も強い。大規模開発をしないといいながら、府が開発した住宅団地・箕面森町(箕面市)に750億円の投入を決定。シャープの誘致のために、補助金を30億円から150億円まで引き上げ、その限度額の補助も約束した。また小学1、2年生の35人学級の実現で教員の人件費がふくれあがった。

 また、女性知事としては大相撲の知事賞の授受で女性が土俵入りできないことで相撲協会にかみついたが、いつの間にか話題にしなくなった。「女性の関心が低く、票にならないとみると、手を引いた」。知事周辺からはそんな声が漏れた。

 結局、「政治とカネの問題」で太田知事の3選出馬の道を絶たれた。東京の政治団体が親族宅を事務所とし、賃料を支払い、府と受注実績があった中小企業経営者らとの懇談会で多額の講師謝礼を受け取っていたことが昨年10月末から次々に表面化。過去の選挙で支援した自民、公明、民主が不支持とした。

 この一連の流れを太田氏をよく知る府幹部は「『政治とカネ』はあくまできっかけ。それに至るまでたまりにたまっていたものが、これを機に噴出した」と解説する。

 太田知事は知事室には近づかず、別棟の知事公館にこもり、職員との連絡もメモですました。府議会議員とのつきあいも必要最小限で、府行事への“ドタキャン”も続いた。登庁が遅いために、午前中の行事の出席日程は極力組まなかったという。また週末になると、頻繁に東京に出かけ、中央政界に顔を出した。心は大阪になく、国政をねらっているとの観測が絶えなかった。

 「裸の王様」。2期目の最後には職員や議員はそう口々に揶揄(やゆ)する状態だったという。

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冬柴国交相、道路財源で答弁訂正=民主・菅氏におわび

 冬柴鉄三国土交通相は5日午前の参院予算委員会で、道路特定財源をめぐる衆院予算委員会での答弁を訂正し、「心からおわびする」と陳謝した。また、質問した民主党の菅直人代表代行に対し訂正とおわびを伝えたことも明らかにした。同党の福山哲郎氏への答弁。

 冬柴国交相は1月28日の衆院予算委員会で、「1874人の首長全員が、道路特定財源は維持すべきだと直筆で署名したものが、(わたしのところに)来ている」と菅氏に答弁した。しかし、その後、6人の市長が署名していないことが明らかになった。

 また、道路特定財源で購入した送迎用車両の保有台数に関する政府答弁書についても、誤りが判明。町村信孝官房長官は5日の参院予算委で、近く閣議で訂正の手続きをする考えを示した。民主党の浅尾慶一郎氏への答弁。 

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<マッサージチェア>23台購入 国交省、道路財源で

 揮発油(ガソリン)税などの道路特定財源を原資にする特別会計から国土交通省がレクリエーション費を支出していた問題で、冬柴鉄三国交相は5日の閣議後会見で、職員用のマッサージチェアを01年度までに23台購入していたことを明らかにした。国交相は「02年度以降の購入はなく、その後は内部通達で禁止した」と説明した。

 参院予算委員会でも5日、この問題が取り上げられ、冬柴国交相はカラオケセット1台を01年度までに国交省の関東整備局で購入していたことを明らかにした。価格は97万4998円だった。

 国交省によると、マッサージチェアの購入は福利厚生の一環で、全国の職員向けに健康管理費として支出。05年度から内規で禁止したという。

 道路特定財源の使途をめぐっては、野球のグラブ代や宿舎建設費を特別会計から支出していたことに批判が集まり、国交省は先月、レクリーエーション費を一般会計でまかない、グラブ代など個人的なものへの支出を中止した。社会保険庁でもマッサージチェアを保険料で購入していたとして批判を浴びており、今後論議を呼びそうだ。

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「犯罪性あるのでは」ギョーザ中毒で舛添厚労相

 舛添要一厚生労働相は5日の閣議後会見で、中国製ギョーザ中毒事件に絡む有機リン系殺虫剤「メタミドホス」の混入について、「製造工程の中で入ったというケースは見当たらないので、やはり犯罪性が、かなりあるのではないか。今までの状況証拠からみると、そう考えざるをえないと思っている」と述べた。

 また、「犯罪で、テロのような形で入ったのであれば、考えるべき対策は別にある。冷静な対策をたてるためにも、きちんとした原因究明が最優先される」と語り、4日夜に中国に派遣された日本政府の調査チームの調査・検証に期待を示した。

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2008年2月 3日 (日)

<中国製ギョーザ>新たに6袋の外側から殺虫剤検出

 中国製冷凍ギョーザを食べた兵庫県高砂市の親子3人が中毒になった事件で、兵庫県警は3日、輸入商社「双日食料」(東京都港区)から回収した同じ製造日(昨年10月1日)の「中華deごちそう ひとくち餃子」6袋のパッケージの外側から、有機リン系殺虫剤メタミドホスを検出したと発表した。高砂市と千葉県で起きた中毒事件の商品以外からの検出は初めて。

 県警は、パッケージの外に付着していたことに着目。流通ルートを特定するとともに、故意にメタミドホスを入れようとしたか事故で付着したのかを確認するため鑑定を急ぐ。

 6袋は小売店から「表面が液体でベトッとしている」とクレームがあり、昨年12月28日に輸入元の「ジェイティフーズ」大阪支店に返品された。1月8日に双日食料に持ち込まれたという。高砂市の事件の商品と同じ製造日の商品を探していた県警が3日未明に回収し、鑑定していた。

 6袋はいずれも未開封。うち1袋はパッケージ表側の左上部分に直径約1ミリの穴が開き、穴は裏面に突き抜けていた。トレーには穴はなかった。ギョーザやトレーなどの鑑定結果は出ていない。

 県警はこのほか、別ルートで双日食料に返品された同一製造日の未開封品20袋も回収しており、鑑定を進める。

 兵庫県立健康環境科学研究センター(神戸市)によると、メタミドホスは結晶状態で保管し、水などで薄めて使用するという。

 高砂と千葉の事件の冷凍ギョーザはともに、中国・河北省の天洋食品の工場で製造された。兵庫の「ひとくち餃子」は20個入り。千葉は「ちばコープ」が販売した「CO・OP手作り餃子」(40個入り、昨年10月20日製造)。いずれもギョーザの皮などパッケージ内からメタミドホスが見つかっている。高砂の商品はパッケージなどに穴が開いていたが、千葉の件では穴はなかった。

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2008年2月 2日 (土)

千葉市保健所が検査断る=被害女性のギョーザ受け取らず

 中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、被害に遭った千葉市稲毛区の女性(36)が1月4日に千葉市保健所に食べ残したギョーザを持参し、検査するよう求めたのに、同保健所は販売した生協側が検査していることなどを理由に断っていたことが2日、分かった。同じパックのギョーザからは千葉県警の鑑定でメタミドホスが検出された。

 女性は昨年12月28日夜、二女(3つ)とともに自宅でギョーザを食べて不調を訴え、入院した。

 女性からの苦情で生協側が商品の残りを回収し検査に回す一方、苦情があったことを市保健所にメールで連絡していた。 

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冷凍ギョーザ問題、中国「天洋食品」が今夕に記者会見

 中国製冷凍ギョーザによる中毒問題で、ギョーザを製造した河北省石家荘市の「天洋食品」と河北省輸出入検査検疫局が2日夕、同市内で個別に記者会見を開く。

 今回の問題発覚後、両者による記者会見は初めて。同社の会見では幹部が出席し、現在進めている原因調査の現状などについて説明するとみられる。

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暫定税率、全廃にこだわらず=民主・菅氏

 民主党の菅直人代表代行は2日午前の民放のテレビ番組で、租税特別措置法改正案で10年間維持となっている揮発油(ガソリン)税の暫定税率について「今はゼロか100かでやっているが、これからは99から1の話になるかもしれない。10年間をやめて1日間とすることも修正だ」と述べ、全廃にこだわらない考えを明らかにした。

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<自民党>菅氏の「利権顔」発言に反発 謝罪と訂正要求

 「利権顔」発言をめぐって1日、自民、民主両党間で新たな舌戦が勃発(ぼっぱつ)した。

 発端は民主党の菅直人代表代行が1月30日のテレビ朝日番組でした発言。「自民党の道路族議員、国土交通省にとって巨大利権ですからね。古賀さんとか二階さんとか、顔を見るからに、この利権だけは放さないという決意が表れている」。道路財源問題に絡み、自民党の古賀誠選対委員長と二階俊博総務会長を痛烈に批判した。

 これに黙っていなかった二階氏は1日の記者会見で「明らかに名誉棄損だ。法的措置も考える」と指摘。さらに自民党は「党を代表する顔に泥を塗られた」として対応を引き取り、菅氏に謝罪と訂正を求めた。

 菅氏は先にも二階氏が民主党参院議員の選挙を支援した可能性に言及、二階氏が「言いがかりだ」と反発した経緯がある。自民党はこの発言も含めて菅氏に謝罪を求めている。

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「35歳でお母さんの羊水が腐る」 倖田トンデモ発言に批判

 歌手の倖田來未さん(25)がラジオ番組で「35歳になるとお母さんの羊水が腐ってくる」と発言したことがネット上で大きな波紋を呼び、「デリカシーがない」などの批判が相次いでいる。倖田さんの所属事務所は、「対応を協議中」としている。

  「やっぱ、35(歳)ぐらいまわると、お母さんの羊水が腐ってくるんですね(笑)」

と倖田さんが発言したのは、2008年1月30日午前1時からニッポン放送で放送された「倖田來未のオールナイトニッポン」。倖田さんはこの日、一夜限りのパーソナリティとして生出演していた。

 番組の冒頭、倖田さんのマネージャーが結婚したこと、そのマネージャーと「いつ子供つくるの?」といった話をしたことを話題にするなかで、

  「やっぱ、35(歳)ぐらいまわると、お母さんの羊水が腐ってくるんですね(笑)なので、ちゃう、ホントに! いや、例えば汚れてくるんですよね。だから、できれば35歳ぐらいまでに子供を作って欲しいなって話をしてたんですけど」

と述べた。

 倖田さんが「羊水が腐ってくる」とする真意は不明だ。

 インターネット上では、この発言をめぐって「デリカシーがない」といった批判が相次いでいる。
 Q&Aサイト「Yahoo!知恵袋」では、1月31日に「本当に羊水腐るんですか?というかこれ問題発言だと思うのですが…」という質問がなされ、

■「デリカシーがなさすぎです」「わあ〜〜ファンだったのに」

  「わあ〜〜ファンだったのに〜〜。。私は30代後半の初産妊婦です…」
  「医学的にも何の根拠もないいやな言い方をするなんて…。しかも女性なのに。ほんと、かなり問題発言ですね。デリカシーがなさすぎです」
  「腐ったら大変なことになりますね…無知過ぎます。デリカシーもない…」
  「このような発言をラジオですることがいいはずありません。芸能人どころか人としてマズイと思います。冗談だとしてもちょっと…と思います。想像力が足りな過ぎですよね」

といった回答が寄せられている。

 その後ネット上では、この発言の音声ファイルが広がり、それに応じるように非難の声が拡大している。
 2ちゃんねるでも「羊水よりこいつの頭が腐ってるんじゃねーの?」「どうやってもかばいきれない発言だろ」といった批判のコメントが相次ぎ、なかば「祭り」状態にまで発展している。

 倖田さんが所属する事務所は、1月31日はJ-CASTニュースに対し「事実かどうか確かめる」としていた。2月1日は「対応を協議中」としている。

(2月1日午後7時20分追記) 倖田さんが所属するエイベックス・エンタテインメントは2008年2月1日、この発言について「不適切な発言」としたうえで、「今回の発言の内容を非常に重く受けとめており、不快な思いをされました多くの皆様に深くお詫び申し上げます」というコメントを発表、謝罪した。また、倖田さんの公式ホームページでは、倖田さん本人の

  「私が発言した内容により、皆様に不快な思いをさせてしまったことを心より深くお詫び申し上げます」
  「応援してくださるファンの皆様にも裏切る結果を招いたこと、関係者の皆様にも大変なご迷惑をお掛けしましたこと、すべての皆様にお詫びするとともに、私自身心より深く反省しております」

というコメントを発表している。

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2008年2月 1日 (金)

中国製冷凍ギョーザ、全国で1069人が体調不良訴え

 中国製の冷凍ギョーザなどを食べた後、保健所に具合が悪くなったと届け出た人の数は、1日午後11時時点で35都道府県、1069人に上っていることが読売新聞社の全国調査でわかった。

 届け出た人たちは、いずれも、天洋食品が製造し、千葉と兵庫県で有機リン系殺虫剤「メタミドホス」の検出された「中華deごちそう ひとくち餃子」「CO・OP手作り餃子」の2商品など同社製品を食べ、下痢や腹痛などの体調不良を訴えていた。相談を受けた自治体が、「中毒とは関係ない」「食品との因果関係は認められない」と判断するケースも出始めている。

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<中国製ギョーザ>「包装紙に穴」には静観

 中国政府は「科学的で、正確な結論が出るまでは主観的な推測を対外的に発表しない」(国家品質監督検査検疫総局の王大寧・輸出入食品安全局長)という方針だ。この方針は在中国日本大使館側との合意事項として発表されており、「包装紙に穴」の事実に対しても、直接の反応は示さず、静観の姿勢だ。

 中国政府は中毒被害との関係が未確認な「穴」に関する情報が伝えられることで、中国国内でさまざまな憶測が乱れ飛ぶことを懸念している。「食の安全」は中国でも関心が高く、未確認情報が政府批判につながる恐れがあるとみるからだ。

 一方、1日付中国紙「環球時報」は専門家の発言を引用し「中国で生産者が故意に毒入り製品を日本へ輸出するわけがない」と指摘、日本での報道を「騒ぎ過ぎ」と批判した。他の中国主要紙は1日、品質監督検査検疫総局の対応などを短く伝え、控えめに報じた。

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<死刑>3人執行…法務省が氏名発表

 法務省は1日、死刑囚3人の死刑を執行し、氏名と犯罪事実などを発表した。執行されたのは持田孝(65)=殺人罪など、東京拘置所収容▽松原正彦(63)=強盗殺人罪など、大阪拘置所収容▽名古圭志(37)=殺人罪など、福岡拘置所収容=の3死刑囚。これで、現在収容中の死刑囚は104人になった。

 執行された死刑囚の氏名公表に踏み切った昨年12月7日以来の執行で、鳩山邦夫法相による命令は2回目。死刑執行は約3年4カ月の中断を経て、後藤田正晴法相当時の93年3月に再開されたが、以降の執行人数は計63人になった。再開以降で、前回の執行から2カ月未満で執行が命じられたのは初めて。鳩山法相は1日午前11時、記者会見し、3人の名を読み上げた。

 確定判決などによると、持田死刑囚は90年に強姦(ごうかん)致傷罪などで懲役7年の実刑判決を受けた。97年2月に出所後、暴行事件の被害女性を捜し出し、同4月、女性の住む東京都江東区の公団住宅のエレベーターホールで「7年前の事件を覚えているか」と声をかけ、胸や腹を4回刺して失血死させ、現金入りのハンドバッグを盗んだ。99年の東京地裁判決は被害者は1人であることなどから無期懲役としたが、2審は「被害の申告をためらわせる悪影響を考慮すべきだ」と死刑を言い渡し、最高裁も支持した。

 松原死刑囚は88年4月、徳島県の住宅に盗みに入ったところ、帰宅した女性(当時61歳)に見つかったため電気コードで絞殺し、現金を奪った。さらに同6月、愛知県刈谷市の住宅に侵入、帰宅した女性(当時44歳)を絞殺し、現金を奪った。

 名古死刑囚は02年8月、鹿児島県伊仙町で近くに住む兄の自宅で、兄の妻(当時40歳)とその長女(当時17歳)を刺して失血死させ、次男(当時13歳)にも重傷を負わせた。

 死刑制度を巡っては、司法判断は遺族感情などを重視する厳罰化の流れが進んでおり、昨年1年間に全国の高裁、最高裁を含む裁判所が死刑を言い渡した被告はのべ47人と、最高裁にデータが残る80年以降最多だった。

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中国紙「日本騒ぎ過ぎ」と批判 共産党機関紙は掲載せず

1日付の中国紙、環球時報は中国製ギョーザによる中毒について、専門家の発言を引用する形で「中国の生産者が故意に毒入り製品を日本に輸出するはずがない」と指摘、日本メディアの報道は「騒ぎ過ぎだ」と批判した。中国共産党機関紙、人民日報は同日付紙面にこの問題を掲載していない。他の主要紙も中国側の対応を中心に短く伝えるなど、地味な扱いが目立っている。

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<中国製ギョーザ>包装紙に穴…兵庫の中毒、殺人未遂で捜査

 兵庫県高砂市で1月、中国製冷凍ギョーザを食べた親子3人が中毒になった事件で、ギョーザのパッケージに小さな穴があいていたことが兵庫県警の調べで分かった。県警は人為的に穴があけられ有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が注入された可能性があるとみて、殺人未遂容疑で捜査を始めた。県警は、中国での製造段階か国内の流通過程であけられたのかは不明としている。

 調べでは、穴が見つかったのは「手包み一口餃子20個入り(260グラム)」。県警科学捜査研究所がパッケージを詳しく調べたところ、袋の側面に縦1ミリ、横3ミリの針状のもので突き刺したような跡があった。穴はトレーにも達していた。パッケージ内と被害者の胃の洗浄液からは既にメタミドホスが検出されている。

 県警はパッケージ内にメタミドホスが混入した経緯を捜査している。

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