<冷凍サバ>ジクロルボス検出 香川のすしネタ販売業者
香川県さぬき市鴨庄の業務用すしネタ加工・販売「香西物産」(吉川晴夫社長)は18日、同社の中国製の冷凍サバ製品「炙(あぶ)りトロ〆鯖(しめさば)スライス」(1パック20枚入り、200グラム)2パックから有機リン系殺虫剤ジクロルボスが検出されたと発表した。17日から該当製品を含むサバ製品19品目の出荷を停止、回収を始めた。健康被害の報告はないという。
同社と、製品を輸入した神港魚類(神戸市兵庫区)によると、サバはデンマークで水揚げされた。昨年6月5日に中国山東省の食品加工会社「威海市宇王水産食品有限公司」と「威海金琳水産有限公司第一分公司」が分業して製造。両工場でジクロルボスは使われていないという。
香西物産は同日製造の同製品を昨年7月から約半年間で、全国の回転ずしチェーンなどに2250パック販売。現在18パックを回収したが、ほとんどが消費された。
香西物産が営業相手に依頼され、在庫を検査。サバの切り身からジクロルボス0.14ppm(食品衛生法上の基準の14倍)が検出された。このため中国の2工場は、現在サバ製品の製造を停止。両社が原因を調べる。
香西物産は「デンマークで冷凍する際か、中国で加工する際などでの混入が考えられるが、調査中」と説明している。
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