東芝、HD完全撤退を19日午後に発表
互換性のない2種類の規格が併存していた新世代DVDで、東芝は19日午後、西田厚聰(あつとし)社長が記者会見し「HD―DVD」(HD)製品の生産・販売を全面停止する方針を表明する。東芝の完全撤退により、新世代DVD規格はソニーや松下電器産業などが推進する「ブルーレイ・ディスク」(BD)に一本化される。
販売済みの製品の修理などアフターサービスは当面継続する。修理用部品の保存期間は生産停止後から8年。量販店などの在庫は回収する。販売済みの製品の買い取りはしない方針だ。撤退に伴う東芝の損失は数百億円規模とみられる。
東芝は06年3月に初のHD対応の再生機を発売。米欧で約100万台、日本で数万台を販売したが、昨年の年末商戦で日本ではBDのシェアが9割超に達した。米映画会社もBD支持が大勢となり、参入からわずか2年で撤退に追い込まれた。
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