学問・資格

2008年1月26日 (土)

塾講師の特別授業始まる 受験対策、異例の月謝制

 受験対策を目的に2万円前後の月謝を取り、進学塾講師が学校内で教える有料特別授業が26日、東京都の杉並区立和田中学校で始まった。当初、「機会均等の観点から問題」と疑義が出たが「地域主体の学校教育外の活動」として開講にこぎつけた。公立中学が私塾とタイアップする全国でも異例の取り組み。効果や行方が注目を集めそうだ。この日は入塾した2年生13人のうち11人が、午前9時すぎから英語の授業を受講。

| | コメント (0)

2008年1月19日 (土)

<センター試験>「ゆとり教育」世代、真剣

 子どもの学力・意欲の低下が問題となる中で19日、大学入試センター試験が始まった。今年の現役受験生は、02年に導入された「ゆとり教育」の下で、中高6年間を過ごした「元祖ゆとり世代」。「詰め込まずじっくり勉強できた」と評価する声がある一方、「学校の勉強を補うために塾に通い、ゆとりを実感できない」という生徒も少なくなかった。昨年問題となった合格実績水増しは、今年は自粛傾向になった。

 ◇「ゆとり教育」に対する受験生の声◇

(県名は試験会場のある都道府県名、大学名は志望大学。質問は(1)ゆとり教育をどう評価するか。中高での勉強は十分だったか(2)学習意欲はあるか(3)大学で何を勉強し、将来は何を目指すのか)

 ▽唐木田祐也さん=北海道、小樽商大(1)詰め込みではなく、ゆとり教育でじっくり勉強できて良かった(2)人にもよると思うが、学習意欲を持てた(3)公務員を目指したい気持ちがあるが、大学で企業法を勉強し、将来、進む道をじっくり考えたい

 ▽桜田俊輔さん=東京、慶応大(1)ゆとり教育といっても、しっかり勉強している人はやっている。差が大きくなっただけ(2)(ゆとり教育で)自らの努力が問われるようになったため、中学から塾に通った(3)ベンチャー企業に入り、会社の成長のための力になりたい

 ▽土屋文香さん=東京、東京大(1)今思えば授業に余裕がありすぎた。もう少ししっかりやってくれてもよかった(2)勉強と遊びのメリハリをつけている友人が多く、決して学習意欲は低下していないと思う(3)祖父を肝臓がんで亡くしたので、新薬研究をし、抗がん剤研究をしたい

 ▽松本翔平さん=愛知、名古屋工業大(1)中学時代は塾に通ったこともあるが、6年間で勉強は十分できた(2)意欲はある。問題が解けたり、良い成績が取れるとうれしい(3)大学のオープンキャンパスで興味を持ったカーボンの研究がしたい

 ▽山口亮樹さん=大阪、神戸大(1)授業時間が減っても試験のレベルは変わらないので、夏休みが削られたり、授業が1日7時間の日もある。ゆとりを実感できなかった(2)昔とあまり変わらないのでは(3)法律関係の仕事

 ▽南香帆さん=大阪、京都市立芸術大(1)ゆとりの実感はない。無理やり「ゆとり」などと言わないでほしい(2)今の年配の人に、若いころ「意欲がない」と言われなかったのかと逆に問いたい(3)グラフィックデザイナー

 ▽岩木崇さん=京都、東京大(1)昔に比べたら学力は低下していると思う。ただ自分は私学だったのであまり関係なかった(2)低かった。これはやらなくていいや、と切り捨てるところは切り捨ててしまった(3)法学を学んで外交官を目指したい

 ▽奥田華代さん=奈良、大阪大(1)「ゆとり」の実感はないが、金銭面などで塾に行けるかどうかで学力差が出るのはおかしい(2)知識を得るのが楽しく、自分は高いと思う。(3)情報処理の勉強をして、将来は電子機器のプログラムの仕事がしたい

 ▽穴水晶子さん=山口、未定(1)総合的な学習の時間で学力以外の力や知識が身についたので評価している(2)こつこつ勉強してきたので意欲は高かった(3)教育学部で国語教育について学び、小学校の先生を目指したい

 ▽上村駿介さん=福岡、未定(1)教科時間数が多い時を知らないが、それなりに学力はついた。ただ、入試対策は塾の方が早めに取り組んでくれた(2)平均程度の学力はあると思う(3)教育学や心理学に興味はあるが具体的には大学入学後考えたい

 【ことば】ゆとり教育

 詰め込み教育の反省から導入され、02年に改定された学習指導要領では、小中学校で学習内容が3割削減された。中央教育審議会(中教審)が今月、見直しを文科相に答申。3月までに学習指導要領を改定し、小中学校の主要教科の授業時間を1割増やす。新要領は09年度から順次実施され、小学校で11年度、中学校で12年度に完全実施される。

| | コメント (0)

2007年12月15日 (土)

携帯使う小学生は優秀 塾通いで持たされるから?

誰もが知りたい真実 >>

 携帯電話を頻繁に使っている小学生の方が、持っていない小学生よりも学力調査の成績が良いことが13日、国の調査をまとめた東京都教育庁の報告書で明らかになった。都教育庁指導部では「塾通いの子供が防犯上、携帯電話を持たされているからではないか」と推察している。だが一方で、携帯電話の出会い系サイトなどを通じて犯罪に巻き込まれるケースの低年齢化も指摘されており、持たせるべきか、持たせざるべきか、保護者の間で論議を呼びそうだ。

 調査は文部科学省が今年4月、全国の小学6年と中学3年を対象に行った「全国学力・学習状況調査」によるもので、10月に公表された結果を、都が特徴ある部分をまとめて発表した。

 携帯電話での通話やメールを「ほぼ毎日している」児童と、携帯電話を「持っていない」児童の平均正答率を比較すると、国語A・算数A(知識問題)、国語B・算数B(知識の活用問題)の4種類の学力調査すべで、「ほぼ毎日している」児童の正答率が、0・5〜3%も高かった。

 ただし、中学3年生でみると、「持っていない」生徒の平均正答率が「ほぼ毎日している」生徒よりも、0・9%〜6・2%も高かった。指導部は「中学になると携帯を持つ人が増える上、遊びで使うようになる傾向にあるのではないか」と推測している。

| | コメント (0)

2007年12月 1日 (土)

“ちゃん付け”は「アカハラ」…山梨大教授が減給処分

 女性の下の名前に「ちゃん」を付けると、ハラスメント!? 山梨大(甲府市)は30日までに、女子学生を「ちゃん」付けで呼び、不快に感じさせたのはアカデミックハラスメント(アカハラ)に当たるとして、同大大学院の50代の男性教授を減給の懲戒処分にした。“ちゃん付け”の波紋の大きさに「厳し過ぎる」の声も出ているが…。

 処分されたのは、山梨大大学院医学工学総合研究部の50代の男性教授。アカハラにより、減給1万704円(1回)の懲戒処分となった。

 同大によると、教授は昨年の9月から11月にかけ、指導する研究室に所属していた女子学生に対し、名前に「ちゃん」を付けて呼ぶなどしたため、学生が不快に感じていたという。

 女子学生は大学内に設置されているハラスメント相談室に訴えた。相談室はさらにキャンパスハラスメント防止委員会に上申し、調査委員会が教授らから話を聞いていた。同防止委員会では、性的嫌がらせのセクシュアルハラスメント(セクハラ)、労働環境を悪化させるパワーハラスメント(パワハラ)、教授が学生に対して行うアカデミックハラスメント(アカハラ)という定義があり、今回はアカハラに該当するという。

 日大法科大学院・板倉宏教授は「ハラスメントの判断基準は各大学の委員会によって違うが“ちゃん付け”でハラスメントになった例は聞いたことがない。大学院の学生を軽く子ども扱いするのは問題かもしれないが、懲戒処分は厳しいのでは」と話す。

 同大広報グループでは「本学では基本的に受け手が不利益と感じた場合は、たとえ教授が親しみを込めたつもりでもハラスメントと判断する」といい、教授の地位を利用した嫌がらせと判断した。同大学院の同研究部では05年に女性助教授(当時47歳)が助手にパワハラを行ったとして諭旨解雇処分を受けるなど、これまでもハラスメントには厳しい姿勢を貫いてきた。

 「やはり女性には『さん』、男性には『くん』がふさわしい」(同大)。うかうか「ちゃん付け」してしまうと痛い目に遭いそうだ。

誰もが知りたい真実 >>

| | コメント (0)

<福岡いじめ自殺>黒塗り記録に不服 両親が法相に開示請求

 福岡県筑前町の中学2年、森啓祐君(13歳)がいじめを苦に自殺したことを巡り、両親が30日、福岡法務局の人権侵犯調査記録の大半が黒塗りだったことを不服として、鳩山邦夫法相に審査請求書を提出した。行政不服審査法に基づき、黒塗り部分の開示を求める。

 同法務局は今年5月、調査の結果、森君への人権侵害行為があったとして、当時の校長や1年時の担任に反省を促す「説示」の措置をとった。両親は9月、調査記録を開示するよう請求したが、11月13日に開示された約440枚の資料のうち、両親に対する聞き取り内容などを除き、黒塗りだった。法務局は「開示すると今後の調査に支障が出る恐れがある」と説明したという。

 審査請求書は「(教職員などの)個人名は不開示でいいが、死を選んだ事実関係を知りたい。わが子の死について、学校と教委が持つ情報をなぜ遺族が知ることができないのか」と主張。母美加さん(37)は「(加害者の)同級生の少年審判の記録は見られた。少年の記録は開示され、大人(学校関係者)に対する調査は伏せられる。矛盾だ」と話した。

 法務局による人権侵犯調査は、山口県下関市の中学3年の女子生徒が05年4月、いじめを苦に自殺した問題でも実施。この際も遺族に調査記録が開示されたが、具体的内容の大半が黒塗りだった。

誰もが知りたい真実 >>

| | コメント (0)

2007年11月21日 (水)

5歳児の半数がゲーム、3割「友だちいない」

 コンピューターゲームをする子は5割を超え、2人に1人は習い事をしている−。5歳半の子供のこんな生活実態が21日、厚生労働省の「21世紀出生児縦断調査」で分かった。子供の成長とともに、習い事などの経済的負担を重く感じる親の姿も明らかになった。厚労省は「幼稚園などに通い始め、友達の影響でゲームをする子供が増えたのではないか」とみている。

 調査は子育て支援などの参考のため、平成13年生まれの子供の家庭を対象に毎年継続的に実施。今回は子供が5歳半の時点で実施し、約3万8000世帯から回答を得た。

 調査によると、テレビゲームや携帯型ゲームなどコンピューターゲームをする子供は50・6%で、前回調査よりも22・7ポイントの大幅増となった。ゲーム遊びは1時間未満が最多だが、3時間以上の子供もいた。習い事をしている子供は56・6%に達し、男児は「水泳」、女児はピアノなどの「音楽」が最も人気が高かった。

 また、友達関係で気になることは「近所に友達がいない」が最も多く34・4%を占めた。このうち半数が「ひとりでよく遊ぶ」と回答した。

 子供を取り巻く環境をみると、仕事をしている母親が51・4%で、13年の調査開始以降、初めて半数を突破した。
 子育ての負担や悩みは「出費がかさむ」が42・3%を占め、前回と比べ8・5ポイント上昇した。1カ月の子育て費用も前回より「1万円」「2万円」の割合が減り、「3万円」「4万円」が増えた。

| | コメント (0)

2007年9月12日 (水)

小学校で全都道府県名と位置くらいは暗記を…中教審方針

その通り。バカな芸能人がクイズに答えられない姿を見てると、この国の教育ってどうなんだと不安になるよ。

---

 今年度内にも改定する予定の学習指導要領について、中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の専門部会は、小学校社会で、47都道府県と世界の主な国々の名称と位置を覚えさせる方針を固めた。

 現行の指導要領で学習内容が3割削減されたことに伴い、弥生時代から教えることになっている日本の歴史も、縄文時代から教えることにする。

 詰め込み教育への批判から、授業時間が大幅に減る一方、自分で資料を探して発表するといった「調べ学習」の時間が増えたため、「学校が基本的な知識を教えない状況」(文部科学省)になり、学力低下の一因と指摘されていた。今回の方針は、脱ゆとり教育への転換を示す一例と言える。

| | コメント (0)